東京ジャーミイ

( 平成30年6月29日 東京 渋谷区 )


井の頭通りに面したミナレットと呼ばれる東京ジャーミイの尖塔

小田急線代々木上原駅の近くにある東京ジャーミイは日本最大のオスマントルコ様式の回教寺院(モスク)です。
ジャーミイとはトルコ語で金曜礼拝を含む1日5回の礼拝が行われるモスクを表し、「人の集まる場所」を意味するアラビア語を語源としています。
東京ジャーミイには1階にイスラム教(回教)やトルコの文化を紹介するトルコ文化センターが併設されていて、2階が礼拝堂になっています。



礼拝堂

金曜礼拝など集団で礼拝が行われる大きなモスクをジャーミイと呼んでいて、東京ジャーミイは日本最大規模のジャーミイです。
建築資材や調度品のほとんどはトルコから運んだものをトルコの職人が1年をかけて建築したものです。



礼拝堂の中央の階段を上がった一段高い所にあるのが「ミンバル」という説教台です。礼拝時にはここで司祭が説教をします。




礼拝堂の上部のステンドグラスとシャンデリア



礼拝堂の天井



礼拝堂・・・・・光が差し込む午後の早い時間には、ステンドグラスの色が映えて、内部は幻想的な雰囲気に包まれている。



1階のトルコ文化センターの壁に飾られていた紋様

  

      




モスクでの礼拝の光景(トルコ文化センターのHPから)
見学者は、礼拝中には写真撮影が禁止されている。




モスク2階の回廊から見上げたミナレット

ミナレットはモスクに付随する尖塔で、もともとは「アサーン」という礼拝の呼びかけを行うために人が登れるように造られた高い塔です。


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